「生きてりゃ皆んな俳優なんだよ！」
映画監督デビューを控えていた矢先、プロデューサーに裏切られ失意のドン底に堕ちた女性が、疎遠だった家族の元へ恋人と共に訪れ再起を懸けるが、家族は“ある秘密”を抱えており、やがてその真相が明らかになっていく…
☆ちぃ坊とたぁ坊の気まぐれ映画探訪☆
( ꜆ 'ᵕ' )꜆第25弾は、ちぃちゃん選定のこちら。
アフターコロナの現代を舞台にした、石井裕也監督によるヒューマンドラマ。
序盤のMEGUMI 演じるプロデューサーと、三浦貴大演じる助監督との会話がマジ薄っぺらい（笑）このシークエンスが「現代の闇」を象徴している気がする。全否定で返してくる人ってニガテだわぁ…なんて思いながら観てたけど、クリエイターなら少なからず、理由や根拠は説明できなきゃダメじゃない？説得力に欠ける作品ばかりになっちゃわない？とも感じたり。
まさにイナズマのような熱量を放つ家族再生物語。父・佐藤浩一、長兄・池松壮亮、次兄・若葉竜也に恋人・窪田正孝…などなど旬だらけのキャストが並ぶ錚々たる布陣で、これだけでもぅ観る価値あり。個人的に注目だったのは、中野英雄と太賀くんの親子キャスティング。石井監督、狙ったな！って（苦笑）ドラマ『愛という名のもとに』観たことある人なら分かって貰えるはず(´▽`;)
笑って、怒って、泣いて、人間の様々な感情が凝縮された作品。ただ、ランタイム140分超えと平日の鑑賞にはハードル高め。途中、ウトウトしてしまった所もありました（汗）これは休日アクティブタイムでの鑑賞がオススメ。
ちぃちゃん、今回もありがとう！
キス現場に遭遇したバーのマスターが、グラス2個も割っちゃうシーンが好きだったw
また次回も（2回いけるかかな？）宜しくね♪
