このレビューはネタバレを含みます
公開時は映画館で何度も見たが、
久々に鑑賞。
やっぱり何度も泣いてしまう。
前半は切ないラブストーリーも、後半は一気にアクション映画。
キャメロン作品は、女優が強い強い。
部屋に閉じ込められたジャックを、水をかき分け、斧を振り翳して助けるローズ。
当時の令嬢はそんな事はしなかっただろうけど、ジャックと出会い、自分の思う通りに生きる事を知ったローズ。愛する人を助ける為には、誰だってそうする。
飛び込む時は一緒。だった。
2人の恋は悲しくも終わってしまうけど、
ローズは生き延びた。
そして、自分の名前をローズ・ドーソンと言う。ジャックの姓をつけ、家を捨てる。
老ローズの枕元には、若き日の写真。
裸馬に乗ったり、飛行機に乗ったりと自分の人生を生きている姿。
ジャックとの約束を守って、自分自身の人生を歩んだんだと分かると、もう涙が止まらない。
誰にも話さなかった恋、ジャックの話をした事で、ダイヤモンドを海に沈める。
もう隠す必要はない、ならジャックのいる海に戻そうと。
ラストは、本当はこんな形で終わって欲しかったという、涙涙のカーテンコール。
3時間超が、あっと言う間の作品でした。