老婆が沈没した豪華客船タイタニック号での恋や沈没の恐怖との戦いを想い起こす話。
有名だと知りつつも、午前10時の映画祭で初めて観賞。
もうタイタニック号の回想がとっってつもなくドラマチックで、全体で3時間超えるのに全くだれずに観られる。
いろんな感情を訴えるローズの目線、ジャックの純粋で強い言葉。ああもうこの主人公二人が愛おしくなる。
どのシーンも無駄が無い。特にタイタニック沈没の場面は色んなシーンやカットが出るのにそこもまったく無駄がない。
容赦なく迫る恐怖。あっけなく無くなってしまう命。
その中で必死に生きようとする二人。
次々と襲いかかる困難に対して手を差し伸べられない私たち観客のもどかしいこともどかしいこと。
それを経てからのラスト。沈んだ気持ちがわああと湧いた。
それは喜びでもあり、切なさでもあり云々。
