不地区の名作、ジェームスキャメロンが見せつけた才能に、ディカプリオとウィンスレットの迫真に迫る演技、大スケールな撮影、美術、セット、衣装に音楽まで・・・
圧巻としか言いようがありませんね・・・。
笑って泣いて、もう感情がぐちゃぐちゃです。
階級差、人間の本性、愛など、この船の中で沢山の要素が組み込まれており、ストーリーとしてもとても面白かったです。
個人的には、あの船頭に立つカットはもちろんのこと素晴らしかったのですが、三等階級のパーティーシーンがとても好きでした。
クライマックスの自分が生きるためにジャックを海へ捨てるのは、ジャックが生きろと言ったからなんですよね。
ラストで、馬に乗ったり、飛行機に足をかけたりした写真があったのも、ジャックと出会ったからだし、そう考えるとこの出会いは本当に奇跡だったんだなと思います。ジャックと幸せになってほしかったな・・・と思い、途中からは2人とも生き返ってくれと願いましたがやはり・・・。
あっという間の3時間でした。
これから何十年、何百年経っても色褪せることのない作品であると思います。
素晴らしかったです。
