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アラベスクのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

アラベスク(1966年製作の映画)
3.0
スタンリー・ドーネン監督が「シャレード」の成功を受けて、グレゴリー・ペック、ソフィア・ローレンを主演に撮ったサスペンス・アクション。
原題:Arabesque(1966)

某国の石油王ベシュラーヴィ(アラン・バデル)から古代アラビアの象形文字の解読を頼まれた古代言語学者のデヴィド・ポロック(グレゴリー・ペック)は、その国の首相ハッサン・イエナ(カール・ドゥーリング)に石油王の不穏な動きを探るよう依頼される。
そこに、石油王の情婦、謎の女性ヤスミン(ソフィア・ローレン)が絡らむ。

~他の登場人物~
・石油王の部下シルヴェスター・スローン(ジョン・メリヴェール)
・象形文字解読を図るユセフ・カシム(キーロン・ムーア)
・ラジーブ教授(ジョージ・カラリス)

「ポロック家は代々歴史に携わってきた。そろそろ、未来に関わる時期かもしれません」

残念ながら、シャレードのような洒落たロマンティック・サスペンスにならなかったのは、主演二人の起用のせいか、それとも…。
洒落っ気の代わりに、動物園、競馬場、建築現場、空港での記者会見場や、馬とヘリを使った逃走など、場所を変えてのアクション・シーンが満載。
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