前川篤史

乱れるの前川篤史のレビュー・感想・評価

乱れる(1964年製作の映画)
3.9
電車のシーンで2つ凄いとこがあった
①電車内で、2人遠いところから顔を見合わせる。加山雄三が先に微笑んで、戸惑いの表情だった高峰秀子もつられて微笑む。軽やかな演出ながらも重たいテーマで進んできたこの映画の中で、フッと緊張が解けて最も幸せなシーンの一つに感じた。
②加山雄三の「おふくろに見込まれたのが運の尽きだったんだな」という台詞の次の高峰秀子が美しいを通り越していた。オーラというか色気が画面一杯に溢れていた。

なんでああいうラストにしたのだろう
前川篤史

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