いけ

乱れるのいけのレビュー・感想・評価

乱れる(1964年製作の映画)
4.5
エドワード・ヤンも指摘したように、おおかたの映画では、ラストでヒロインの高峰秀子をメロドラマチックに処理して、感情を弄ぶチャンスとする。ここで普通、監督は独自性を発揮し、作品に署名する。しかし、成瀬はすみやかに映画を切断し、映画内世界の連続性を署名の手前で救済する。これこそが、成瀬の署名とも言えるが。
って廣瀬純が言ってた。

2019.11.10 2回目
神保町シアターにてはじめて、スクリーンにて
高峰秀子の髪の乱れが美しい。電車のシーンも改めて見る。
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