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四月になれば彼女はのKのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
4.3
学生最後の日、静かに終われるものをと思って、1人で観に行ってきた。

観ていてなんだか終始苦しかった。
自己投影しまくっちゃって、映画の内容というより、写真そのものみたいなワンシーンと、登場人物のセリフにいちいち胸がグッと掴まれてしまって、川村元気作の佐藤健主演作に弱いので何度も泣きそうになってしまった。特にこの4年間の学生生活で得たものと、失ったものをずっと重ねながら観てた。

ペンタックスの「思い出はたまに懐かしむ方がいい」みたいなセリフが、 とても印象的だったかなあ。
あとは春ちゃんの「あの頃の純粋な私の感情」って言葉に耐えきれなくて、マジでボロ泣きかましてしまった。あの頃の私にも見せてあげたい。今の私はなりたかった私になれているだろうか、とか。色々考えながら映画観るようになったのも学生生活送ってなかったらなかったんだろうなあと。
純粋に恋愛出来てるのいいなあ!羨ましいなあ!私も恋愛、そろそろしたいなあ!
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