キヨ

DOOM ドゥームのキヨのレビュー・感想・評価

DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)
3.5
ゲームが原作のB級のSFアクション。
ゲームと同じFPSシーンは少ないものの、意外な展開がある面白い作品。

初代「DOOM」をたまたまやってみたことあったので、映画にしてみたってどういうこと?と怖いもの見たさで鑑賞。
言ってしまえばありきたりな閉鎖空間でのモンスタースリラー。簡単に言えば劣化「エイリアン」。
中盤までは、エイリアンそっちのけで最強武器追っかけてしまう隊長や、「いや、それ強すぎない?」という防壁とかゲームっぽさを感じさせる部分に突っ込んで楽しむしかない。
そして問題の中盤からのトンデモ展開。
これに関してはネタバレになるので詳しくは見て欲しいのだけれど、「性格変わりすぎじゃね?」「え、お前? どしたの?」「FP”S”だよね???」と序盤以上の突っ込みどころ満載、なんでもありになるので面白い。

また、FPS原作らしく主観視点のシーンも最後の数分だけれどある。このシーンはとてもよくできてて、むしろ主観視点で一本作っても?と思った。
そうすると上のトンデモ展開はできなくなるけれど…笑

意外と期待しないで見たら、ただのB級じゃなくてフックのあるの作品だった。原作物なのに変化球を狙ってきた珍しい作品。
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