続けてアキ・カウリスマキ監督作を鑑賞。
こんな映画まで観れちゃうU-nextって本当にすげえ。
本作は大人向けのメロドラマだ。ハードボイルドな内容。
ごみ収集車の運転手をしてるニカンデルとスーパーでレジの仕事をしてるイロナの物語。
アキ監督の映画って社会のブルーワーカーな人々が主人公であること多いね。
これもそうだけどマッチ工場の少女では工場作業員、真夜中の虹では炭鉱夫…ってな具合でね。
この映画はこの時代のフィンランドの街並みとかファッションが楽しめて色々と新鮮だった。やっぱお洒落だな~
2人とも良い人間というわけでもないが悪党というわけでもない。
ある意味普通の人間らしい人間だったのだが、それが逆に良かった。
そして見事なまでに表情が少ないw
最後にメラルティンが船の出向を見送ってくれるのなんか俺まで嬉しくなった。