男はつらいよ38
シリーズ23まで観たところで、TOHOで寅さんやってると知りとうとう都内まで
時間にして8年、作品数にして15作すっ飛ばしたら、それなりに気づくことが多い
まず、寅さんの夢オチの最初の茶番がなかった！
そして登場した寅さんがひとまわり小さく、声も張ってないような
と思ったら、とらやの人もみんな年を取っていた
それはそうだ、みつおが！
運動会騒動をすっ飛ばして高校生くらいになってた
おばちゃんは寅さんを終始あの男と呼ぶ
この8年に何があったんだろう
それまでは寅ちゃんと呼び、呆れながらも嬉しそうな顔をすることだってあったのに
頑固な三船敏郎
チャキチャキの淡路恵子
この２人にしっかり泣かされ、知床の気の良い仲間にも泣かされた
皆、夜飲んでいるとゲラゲラ冗談ばかりだが、海に出たり港や家業の旅館で働く姿はキリッとしている
寅さんはとらやでいるより、旅先のこんな仲間に受け入れられ面倒を見たりしているのが性に合ってるんだなと思う
今回のマドンナ・竹下景子は、私の母親が似ていると言われる唯一の芸能人で、そこだけ微妙だった
竹下景子に罪はない
しょっちゅう笑い声が上がり、すすり泣きも聞こえてくるような、みんなこのシリーズが大好きなんだなと肌で感じる観賞だった🎥
帰ったら、すっ飛ばした15作の空白を埋めるのが楽しみだ
