Chiyo

亀も空を飛ぶのChiyoのレビュー・感想・評価

亀も空を飛ぶ(2004年製作の映画)
4.4
先ずは少しだけ確認を…
1980年〜1988年→イラン・イラク戦争
1990年〜1991年→湾岸戦争(イラクvs多国籍軍)
2003年→→イラク戦争(3月19日 米英軍による空襲「イラクの自由作戦」開始→5月1日 ブッシュ大統領による「大規模戦闘終結宣言」)

本作は、イラク戦争でサダム政権が倒れてから最初に作られたイラク映画だそうで、監督はイラン出身のクルド人バフマン・ゴバディ!!
デビュー作の「酔っ払った馬の時間」も以前より気になってます(つд⊂)

舞台はトルコ国境に接するイラク・クルディスタンという小さな村。
2003年春、アメリカによるイラク侵攻直前…

アメリカに憧れを抱いているサテライトという少年は村の子供たちのリーダー的存在(๑•̀ㅂ•́)و✧
サテライトはある日、クルド人の町からやってきたアグリンという少女に淡い恋心を…(ˊo̴̶̷̤⌄o̴̶̷̤ˋ)
アグリンに両親はおらず、盲目の幼子と両腕のない兄と難民キャンプで生活。
このアグリンって子の目は終始生気がなく、これは演技?演技を超えているようなホントに生に執着がないような目をしていて。・゚・(ノД`)・゚・。
盲目の幼子も演技とは思えない(⊙⊙)‼

村の子も難民の子も、収入を得る為に地雷を掘り出す。手足、そして命まで失うかもしれない危険な仕事(´;ェ;`)
実際に地雷で手足を失った子たちも出演。

重くて苦しい作品ですが、アグリンが背負ってしまった出来事を、遠くの国の出来事、と済ませられません。。

出演している米兵も子供たちも役者さんではないようですが、サテライトにくっついて回る泣き虫のシルク-って男の子がとても可愛くて唯一の癒しでした(ˊo̴̶̷̤⌄o̴̶̷̤ˋ)