すずき

ブレイド3のすずきのレビュー・感想・評価

ブレイド3(2004年製作の映画)
2.6
ヴァンパイアの一団が遺跡から発掘したモノ、それはかつて「ドラキュラ」と名乗ったヴァンパイアの祖、全ての弱点を克服した究極の吸血鬼だった。
一方ブレイドは、ヴァンパイアの手先の人間を殺す所を目撃され、警察からも追われる身となる。
警察内部にも巣食うヴァンパイア達の罠により、投獄されたブレイド。
彼を救い出したのは、ヴァンパイアハンター組織「ナイトストーカー」だった…

うーん、つまらん!w
1,2と良かったのにシリーズ最終作である本作はどうしてダメだったのか、いくつか挙げてきます。

まず、テンポが悪い!
面白くないシーンや、どーでもいいシーンに尺を長々と使ったり、魅力的なアクションシーンがクライマックス以外は少なかったり。

で、その肝心のアクションも、1,2に比べると劣化しているような気が。ケレン味たっぷりにいちいちカッコつける面白ウェズリーアクションは減少、サブキャラのアクションがその分増量。

なんだけど、そのサブキャラに魅力が無い。
前作からのヒロインであるウィスラー爺も死んじゃうし。(死んだり生き返ったり忙しいジジイだな)
ライアン・レイノルズがギャグキャラみたいな役で出てるけど、スベり気味だ。
つーか、「ウェズリーが中二アクションでドヤ顔」に勝てるギャグなんてないんだから、狙ったギャグシーン入れずにウェズリーにドヤ顔キメさせたらいいのに…なんて思ったり。

良かった点は、ラスボスの造形が平成ライダーの怪人っぽくて好きです。
でもやっぱり「ブレイド1」のラスボスと同じく、科学の力であっさり死ぬのね。かがくのちからってすげー!
あとブレイドのファッションも変化、胸に「心」と漢字で書いてあります。やっぱスーパーヒーローは、「胸にマーク」がなくちゃね!