シュウ

ボーン・スプレマシーのシュウのレビュー・感想・評価

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)
4.1
2021年80本目

1.2一気見

前作で記憶を取り戻し
新しい人生を生きていたボーンに
冒頭で突然の悲劇が起きる
結構衝撃的なシーンだった

そこから自分の人生に何が起きているのかを探るため
彼はまだ取り戻しきれていない自分の過去と再び対峙する旅に出る

前作同様にとても悲哀に満ちていて
過去を取り戻してもそこに幸せはなく
むしろ悲劇的な現実に直視させられる

過去に戻っても希望はなく
せっかく手に入れた未来に希望をつなぐ人生も奪われる

彼の心情を考えるとその辛さは壮絶だが
殺人鬼時代にも失わなかったヒューマニズムの核となる子供に対する思いの原点が明らかになり
そこに向き合い懺悔したことで
今度こそ彼の新たな人生が希望とともに動き出すことを願う

取り戻した本当の名前と共に
シュウ

シュウ