トレンティン

ボーン・スプレマシーのトレンティンのレビュー・感想・評価

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)
3.5
本作はミステリー志向が強く、その上でリアリティのあるアクションを内包している印象を受けた。

電話でローラー作戦をする地道さに、前作もそうだがしっかり地図を確認するところに、ありふれたスーパーヒーロー像を投影していないのがわかる。

さらに、訓練の後遺症としての頭痛と光線過敏症が描かれていたり、スパイの健康チェック役が登場することからも、ジェイソン・ボーンが機械的な強さではなく人間的な強さを備えていることが伝わってくる。

もはや、人間兵器ではなく”人間”だった。
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