Kou

ボーン・スプレマシーのKouのレビュー・感想・評価

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)
3.9
【少し休め、顔が疲れてる──】

『ボーン・アイデンティティー』の続編。
前作で共に過ごしたボーンの恋人
マリーが謎の組織に殺害される。
復讐を誓いながらも、
『ジェイソン・ボーン』『CIA』『黒幕』
この三つ巴がそれぞれの正義で動いていく。



今作は前作のアクションを踏襲しつつも、
よりスピーディなカメラワークとなっている。
それによりハイテンポでストーリーが流れて行く。

監督のポール・グリーングラスは
手持ちカメラでの撮影を多く使い、
リアリティがある撮影を心がけたという。また、アクションシーンでは
カット割りをあえて多くしているそう。

実際劇中のカーチェイスは
早すぎてもはや何がなんだか。
評価は今作のが高いけど、
個人的には前作のアクションのが好み。



今作の方がいい点は、
目を見張るシーンが多かった点。
電話相手を目視しながら電話するシーンや
機転を利かせてトースターを使って迎撃するシーンなど。ラストもボーンらしくて素晴らしい。



それと観てたら印象に残るあの曲は、
Moby の『Extreme Ways』です。
聞いたことない方はぜひ。
映画の緊迫感ある雰囲気によく合ってるし、
何より口ずさみたくなる名曲ですよ。
Kou

Kou