Blindnessという映画について綴る。
本作は、目が見えなくなるという症状の感染症が爆発的に広まったことにより混乱する人々を描いた映画だ。
人が綺麗でいようと心がけていられるのは、その美しさを見て認識しているからなのかもしれない。
もし世界中の人間が一斉に目が見えなくなったら、誰も美醜を認識できない。
そうなった時は本作の様に多くの人間は汚れるだろう。
中には変わらない人もいるかもしれないが、如何なる不変も困難であることに違いはない。
とても考えさせられる作品だ。
日本から好きな俳優である伊勢谷友介も出演していたのもあるが、メッセージ性も込みで個人的にはかなり好きな映画。
短期間に十回以上観たと思う。