【世界は２人のものなんだ】
ジョージ・レーゼンビーがまじで丹波哲郎にしか見えねえ。
シリーズを通して一作しか存在しない、ジョージ・レーゼンビーによる二代目ボンド。お、おや…涙が…。本作、ストーリー展開が本当に素晴らしいです。かなり女性受けがいいんじゃないでしょうか。
トレーシーという女性と結婚するという点で、「愛」が作品に深く関わってくる事、そして最後はとんでもないものを残していくという…。
「スペクター」のマドレーヌしかり、ボンドガールもしっかりとストーリーに参画してくる事は作品の質を高める要素なのではないか。
ブロフェルド（スペクター）との戦いも大詰めなのにも関わらず、主演が変わったという事で前作までの関係性は白紙に戻った模様。（顔が違いすぎて最初影武者かと思った）本作のブロフェルドはかなり現場主義者です笑
残念なのはアクションカッティングの雑さ。時代柄もあると思うけどダサいし見にくいという…。
