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女王陛下の007のshoupoomoviesのレビュー・感想・評価

女王陛下の007(1969年製作の映画)
4.4
めっちゃ路線変更しててビックリしました!ダラダラ物語進めずにアクションシーンと銃撃戦を多めに取り入れて、カメラの使い方や編集の仕方もかなり先進的だなという印象。
見る前はショーン・コネリーじゃないボンドなんて認めねぇ!って思ってた自分がバカみたいです。

初代ジェームズ・ボンドをショーン・コネリーが演じることになったとき、彼は自身の出自であるスコットランドをボンドの国籍にすることを求めた。原作ではボンドの国籍はイングランドであるため、コネリーがもたらした大きな変化である。今作ではボンドがキルトを着用する貴重な姿を見ることができる。これは、非英語圏外のファンがボンドの出自をアクセント以外で見分けることができるようになった機会に違いない。

2代目ボンドに選ばれたジョージ・レーゼンビーは現場で態度が悪かったようですが(Q役の人はブチギレた模様)、アクションが出来る俳優として抜擢されたようです。アクション路線が今までに続くきっかけになったとしたら偉大な作品だと思います。手に汗握る雪上アクションをご覧あれ。
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