パピコ

アポカリプトのパピコのレビュー・感想・評価

アポカリプト(2006年製作の映画)
3.4
マヤ文明の先住民が他の先住民に襲われ捕虜にされるお話。
圧倒的な画から伝わる生命の強さ。力強さ。野蛮さ。

捕虜にされ逃走し家族の元に帰るというシンプルな話なのに引き込まれるのは画の強さだけであると思う。
先住民たちの生々しい生活、文化を完全に再現しほとんどのシーンをジャングルの中駆けずり回り、強い目力で視聴者をジャングルに引き込む。

かなり残酷なグロい描写も多々ある。
歴史的にはこの後にスペイン人の植民地にされ更に酷い仕打ちを先住民達は受けることになる。
文化の発展には血が必ず流れる。
歴史の勉強として観てみてもいいかもしれません。
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