人としては問題がありそうなメル・ギブソンですが、他の誰とも似つかない作品を撮る監督としての才能は疑いようがないんじゃないでしょうか。
この作品に関しては時代考証とかその他もろもろで突っ込むのはナンセンスなんちゃいます?
これほどに感情を掴まれたのは久しぶりです。
愛する人を助ける為にジャングルを疾走する姿に釘付けになりました。
マヤ帝国の人たちが生贄の儀式をするような残酷な民族だったかはよくわからへんけど、狩猟のシーンや村を焼き討ちするシーンなどグロい描写も躊躇なく入れ込んで全編マヤ語で撮った稀有な作品として見ておくべき作品だと思います。