シネマスナイパーF

アポカリプトのシネマスナイパーFのレビュー・感想・評価

アポカリプト(2006年製作の映画)
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シンプルに映画としてとても面白い
細部のこだわりすげえし遺跡の迫力すげえしスピード感爽快だしストレートな英雄譚だし
シンプルイズベストって感じ


絵に描いたような行って帰る話
終わりに示されるのが文明の終わりの始まりですが少し唐突すぎる輩の来訪なので最後になって若干ズレた感じもする
ただ、遅かれ早かれ必ず崩壊がやってきそうな雰囲気に満ちているその中での圧倒的熱量を切り取ったと思えば悪くない後味
終わりと始まりを描いている映画ですし、その忙しない疾走感は気持ちがいい

原始的な人々による原始的なアクションの原始的面白さのある映画
走るというアクションは究極にシンプルで間違いなくアガるもんですね
生きるか死ぬかをかけてただひたすらに追われ追い続けるという面白さ
その先に待っているのは終わりか始まりか…いや、両方である!!!

都市部のピラミッドのセットはとんでもない迫力
一度生で入ってみたいぐらい
出てくる人間の本物感がエグいし実際本物の人達だし
古代文明って超ワクワクするしそれが高い完成度で再現されて実在感があればこそ、その中で屈強に生きる人間のまさに身を削った生き様を身体いっぱいのアクションで見せる、それだけやってればめちゃくちゃ面白くなる
やっぱ裸が一番アクション映えするわ


観終わった後自分も息切れしてしまうような疾走感と爽快感とパワー
いや〜面白いね