死の本質が肉体に伴う重力からの解放であるとするならば、喜んで死を受け入れる奴らがソウルに踊り狂い、生にしがみつく奴はピクシーズ聴いてる(落下運動するの、死者の中だとコイツだけかな?)など重みが付いて回るのは必然。
現世と地獄が上下の位置関係っぽいけど繋がり方がキモい、というのが、ラストは夢、つまり睡眠する身体にかかる重力の向きが夢の中の身体から足をつける地面への向きと食い違う舞台で重力を排出する行為(=出産)まで行くの、只事では無かったのかも。
↓2回目鑑賞時の感想。
空撮が途中で露骨にミニチュア撮影にシフトするOPシークエンスやデフォーの下りなどから、『ダンボ』後のバートンだと確信。フェイクであることについて、という部分で。
あと、『ダンボ』も『ビートルジュース ビートルジュース』も列車映画なんよな。フロリダの汚い沼地から出発してアメリカ中を巡るサーカスの列車から始まる『ダンボ』と、死者を乗せて霊界へ繰り出すソウルトレインの『ビートルジュース ビートルジュース』。