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絞殺魔のmasaのレビュー・感想・評価

絞殺魔(1968年製作の映画)
3.8
1960年代に実際に起こったボストン絞殺魔事件をセミドキュメンタリータッチで映画化した作品。
監督リチャード・フライシャー。

見応えたっぷりの重厚な作品だった。画面を分割して複数の出来事を同時に見せるマルチ画面など今観ると逆に新鮮に感じた。

1960年代のボストンで、一人暮らしをする高齢の女性ばかりを狙った連続殺人が発生した。押し入った形跡がなく、被害者の女性たちが何故か犯人を自分の意思で自室に招き入れていること。ロープを外科結びと呼ばれる独特の結び方で被害者の首に巻き付けていること。そして猟奇的な陵辱。そういった特殊な要素からたちまち話題となり、人々に「ボストン絞殺魔」と呼ばれるこの事件の捜査は難航する。警察は手当たり次第に不審人物を捕らえるが、いずれも事件とは無関係な人物ばかりであった…

二重人格者、犯罪心理学的なテーマでも観れるので興味深く観れました。
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