ゲームをやったことがある人を対象としたような作品。
一般人には説明不足だし、キャラやアニマトロクスに感情移入が出来ないのが最大の難点だろう。
ゲームをやって思い入れのある人は楽しめるのかもしれない。
映画としては、一番魅力的でないといけないクリーチャーたちが、結局何者なのかが意味不明。
子供の霊が乗り移ったロボット?ボスに操られている神殿も霊?よく分からない。
なので、行動原則も意味不明で、なぜ人を襲うのか?なぜアビーとは仲良くするのか?アビーの「友達」を見る能力は何なのか?まったく理解できない。
だいたいボスである人物が何がしたいのか全く説明なし。警備員を雇う動機さえ分からない。
全体的に「そんなこと分かっているでしょ」というゲームプレーヤー向けなので、一般人は避けて通ったほうがよさそうな作品だ。
余談。
今作でもオープニングで、通気口の中を逃げるシーンがある。
他の映画でもよく見るシーン。四角い排気口の中を、這って進んで、各部屋の取り入れ口から中をのぞくとか・・・・
アメリカの通気口はこうなのかな?
日本のあのタイプの通気口の中は、保温と防音のためグラスウールのようなわたわたが全面張り付けられているのが普通で、それを固定するために、内側に向けて無数の長い針のようなものが突き出ている。
なので、這って歩いたらそれだけで血だらけのホラーになってしまう。
良い子は日本では通気口に入らないようにね。笑