このレビューはネタバレを含みます
同名タイトルのビデオゲームが原作で、1980年代に大盛況だったアニマトロニクスロボが売りのかつてピザレストランだった廃墟が舞台のシチュエーションホラー。
過去に目の前で弟が誘拐されるというトラウマを抱えた青年マイクはとある事がきっかけで、ショッピングモールの警備員を解雇されてしまい、父親代わりに育てている妹を養っていくためにも新たな仕事を探していた。そんな中、かつてピザレストランだった「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の廃墟でモニターを監視する夜間警備員の仕事に就くことになる。簡単なモニター監視するだけの仕事だったはずが、このピザレストランだった廃墟は何か様子がおかしい・・・
夜になるとかつて店のマスコットキャラクターだったロボットが襲いかかってくるというアトラクション体感タイプのホラーで、そのロボの造形が絶妙に嫌悪感を抱く不気味なデザインで、それがまた味があって良い。
てっきり完全CGかと思っていたけれども、ロボの着ぐるみを数人がかりで動かして撮影しているというのは驚いた。というのも、耳が動いたり、まばたきをしたりとかなり細かい動きをしていたから。
ただ、ストーリーが若干強引でそこはいまいちだったかな。ロボが人を襲う理由とその黒幕が唐突過ぎだった。
ホラー映画としてはあまり怖くなく、かなりマイルドな方かな。そのうち原作のゲームをやってみたい。
あと、ニコラス・ケイジが主演の似たようなホラーがあったけど、あっちも見てみたい。