地下鉄工事が謎の巨大生物を目覚めさせてしまう!地下鉄の乗客たちが謎の巨大生物との決死の戦いを描く。シンガポール製のモンスターパニック映画。
シンガポール映画ってたまに面白いのにも当たるのですが、その多くはまだまだ発展途上という感じで粗い物が多く、残念ながら本作もその粗い方の作品…。
尺は80分と短いのですが、それを感じさせないテンポの悪さが尺より長く感じてしまう…。大体、この手の映画で最初の犠牲者が出るまで約30分は長すぎますね…。
現実問題こういう事が起こったらそうなんでしょうけど、地下鉄の管制室でああじゃないこうじゃないの議論のシーンが多く長い…。
モンスターパニックを下敷きにした親子ドラマに仕立てたいのは分かりますが、そっち方面に力を入れすぎて恐怖も緊張感もなくどっちにしても共倒れなドラマになってしまった印象…。
モンスターの造形もトカゲのデカいのみたいので特に意外性もなく…。結局何もかも全てが中途半端な映画になってしまっていましたね…。
あの予知夢?みたいなのも結局なんだったのか意味不明でしたし…。
観れない訳じゃ無いけどもグロくもなく、何を褒めたらいいのか分からない作品でした。
まとめの一言
「子どもを守れないのは母親失格」