井筒監督は最近、シンゴジラとか君の名は。についての発言で大批判受けたりして悪い意味で評判になってまして、僕としても井筒監督の数々のああいう発言には本当に感心できないな、と思ってるんですが、悔しいかな、パッチギ、最高でした。
監督の人間性なんかと、作り手としての能力というのは、別物だってこともあるんだなとつくづく。
そもそも青春映画は大好きで、青くてやんちゃな若者が大暴れする映画ってだけで好きになっちゃうんですけどね。
複雑な問題を抱えながら、それでも前に進んでいこうという生きる活力がみなぎった若者たちの躍動を見てるだけで元気をもらえるし涙が出てくる。
終わり方が少々強引に感じて、あと30分くらい長くてもいいかなとも思った。青春の終わりを感じさせる青春映画が好きなんだけど、この作品に関してはちょっと例外的かも。終わりの予感が全くないとは言わないのだけど、でもまだまだ彼らの青春は続いていきそうだ。
その後色々あった俳優さんがいっぱい出てるんだけど笑 少なくともこの作品の中の演技、存在感は素晴らしい。沢尻エリカが天使。
光石研さんってホントに演技上手いなあ。桐谷健太もこの頃はまだ全然名前知られてなかったと思うけど、存在感と演技力が光ってる。
2017/01/29 @Netflix
