パッチギ。この映画すごく好きだ。井筒監督は評判がよろしくないようだが、この映画はすごいじゃないか！！監督の他の映画は観ていないけど。
日本と朝鮮については政治的なことなので、それぞれの考え方があるということで。うむ、政治的なことなのに、何故お互いの人種を嫌うのだろう、、、。まあ全ては、人間の考えからくることだけどさ。
考え出したらキリが無いが、わたしは主人公の塩谷瞬のようでありたいなぁと思う。ただ、朝鮮人のかわいい女の子を好きになっただけなのである。(エリカ様、かわいいにも程があるが。)
イムジン河という歌が出てきますね。この曲は北朝鮮の歌。悲しくてやりきれませんわ。日本でもいわくつき。(詳しいことはwikiで読んでみてください。)
主人公がイムジン河を歌うのだが、スネアドラムが入ってくると、わたくしの涙があふれてしまう。
お話しの中で、エリカ様の兄が北朝鮮に帰ろうとする。いわゆる帰国事業ですね。これは、日本が厄介払いしたのですね。(こんなこと書いていいのだろうか。怖っ。)
地上の楽園などと言われて北朝鮮に帰った大勢の人たち。なんと、ほとんどは韓国籍の人だったらしい。もちろん日本人妻などもいたらしい。アンソンの妻のようなね。
この時、映画の中で、もしもエリカ様が北朝鮮に帰ると言ったら日本人の塩谷瞬もついて行ったかもしれないなぁ。二度と帰れないかもしれないのに。
まあそんなことはよろしいわ。
日本と朝鮮という風に構えないで観たら、これは素晴らしい青春映画だと思いますわー。
感極まって涙が出ます。
オダギリジョー、キング牧師の言葉を言って塩谷瞬を励ますのだが、素敵過ぎて倒れそう。鼻血ぶーですわ。
この映画がお嫌いな方、オダギリジョーの歌う「悲しくてやりきれない」だけでもYouTubeでお聴きください。たまらん。
あいはぶあどりーーむ！！
