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戦場のアリアのmikuのレビュー・感想・評価

戦場のアリア(2005年製作の映画)
5.0
《 人が人を想うということ 》

第一次世界大戦冬、ドイツ、フランス、スコットランドが至近距離の塹壕で戦い合う。そんな中迎えたクリスマスイブの夜スコットランド兵の神父がバグパイプで演奏をし始めた事をきっかけに音楽により3ヶ国は塹壕を出てクリスマスを祝う。

こんな素敵な話が実際に起こっていたこと。美しい。

音楽を通し、キリストを通し、国など関係なく人が人を想い労わる。

戦争って誰が何のためにしているんだろう、と改めて考えさせられる。


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ドイツ兵を殺せと叫ぶ奴らより、ドイツ兵の方がよほど人間らしい
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