「クリスマス休戦とは、第一次世界大戦中の1914年12月24日から12月25日にかけて西部戦線各地で生じた一時的な停戦状態である。この日、最前線で対峙していたドイツとイギリスの兵士たちが共にクリスマスを祝ったと伝えられている。」(2020.4.23 Wikipediaより引用)
この作品の魅力的な点は、誰しもが誰かの大切な人であること、戦争は悲しいものであるということがわかるところではないでしょうか。
そんなのわかりきったことだと、そう言われるとその通りですとしか言えないですが……
ドイツ軍のカップル、イギリス(スコットランド)軍の兄弟、そしてフランス軍
軍全体、個々人、それぞれに焦点を当てていてとても観やすかったし伝わりやすかったです。
各軍の将校が杯を交わす瞬間は素敵でしたね。
また、クリスマス休戦に良い顔出来ない人の描写がちゃんとあったのも好きです。だって自分の大切な人を目の前で殺した人たちと一緒に仲良くお酒なんか飲めないですよね。すごくリアルというか、人間味を感じるシーンでした。
とてもドラマチックで感動しました。少しテーマとはズレるかもしれませんが、音楽は人を救うし、貧しくなると娯楽に分類される音楽はすぐ切り捨てられますが私は音楽の力を信じたいとこの作品を観て改めて思いました。
以下自分メモ
音楽は不要不急なんかではない。