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ステイのv3のネタバレレビュー・内容・結末

ステイ(2005年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

勿論ライアン目当てで。プロポーズをしようとしていた彼女と大好きな両親を乗せた車の前タイヤがパンクしてしまい、自分以外の愛する人たちが死んでしまったヘンリーはうつ病を患う。最後まで意味の分からない映画だった。謎が解けないまま終わった。しかし嫌ではない感覚。全てヘンリーの夢の話だったのだろうか。もう一度観て答え合わせをしなければならないと感じた。ライアンの演技は綺麗だけど焦点があっていない目が印象的でgangster squad や有名なもので言うとthe notebook で演じている俺様系ではなく、なよなよしているけど皆引きずり込まれちゃう危ない精神病の奴ってところが何て言うか、好き。主人公はユアンマクレガー演じるサムだと思われがちだが、確実にライアンゴズリングが演じるヘンリーだと言い切れる。他の方々もおっしゃっていましたね。死ぬ間際のライアンの空想の物語だという説が多いが実際監督は何を想って作り上げたのだろうか。ボブホスキンズは少ししか出てこないけどすごい。圧倒的存在感。
物語がヘンリーの回想が重要なキーワードになってくることから、映像が目が回るような演出が多かった。シーンの繋ぎ方がとても好き。スタイリッシュだなっておもった。好感を持つ。監督や出演者のインタビューを見てどんな話なのか詳しく知りたいな。"There's too much beauty to quit."というセリフやタイトルのStay。もしこれが全てヘンリーの夢ならばこれは自分自身に語りかけている言葉なのか?

これは私たちにも起こりうるストーリーだ。と多くの人が言うが、それは違うと思う。これは完璧なフィクションだ。私はそう信じる。何せ、"The whole world is an illusion."だし。
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