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突入せよ!「あさま山荘」事件のmhのレビュー・感想・評価

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昭和を代表する事件のセミドキュメンタリー。
原田眞人のフランクで情報量の多いセリフが好きか嫌いかで印象変わりそうなんだけど、おれは大好きなのでかなり楽しめた。
犯人視点、報道視点、国民視点が一切ないのも良かった。反面、現場の(警視庁と長野県警の)パワーゲームばかりに目が行く。だがそれがいい。
現場の混乱を再現した後半はほんとすごくて息継ぎする暇がなかった。
先日「光の雨(2001)」を見たばかりで、その続きのようにも感じられて俺得だった。
「雪国まいたけ」のダンボールが積んであるシーンがあって、こんな古くからあるブランドなんだとおもったら、それはグーフらしくてずっこける。見ようとしていた映画が「フレンチ・コネクション」だったり、日清カップラーメンの有名なくだりもフォローしてるので、考証バッチリやってるもんだとばかり思ってた。なんでこんな初歩的なミスが発生するのかまるでわからん。
なんでも鵜呑みにしてはいけないってことですね。
面白かった!
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