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突入せよ!「あさま山荘」事件のsのレビュー・感想・評価

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「小雀まりこです。」

音無可憐ですばりの渾身のひとこと。
管轄、役職、部隊のそれぞれの局面が見れて面白い。面白いなあ。

たった1人を救う為に、多くの犠牲と混乱がもたらされて、警察や機動隊が殉職してもそれに対する悲しみの報道は揉み消されるし、悪く批判されるのがオチで、計り知れない犠牲を払う現場の人間にスポットを当てて世に知らしめてくれるのが、映画の力だなあ。

現状はもっとずっと、想像を絶する過酷さなんだろうけれど.

今でいう原発批判を食らいながらも中で放射能を浴びる危険を冒しながら復旧作業にあたる現場の人間やその家族の方も死ぬほど肩身が狭かろうなあ。ということで、今までの責任問題の放棄に対する清算なのかもしれないけど、一概に悪く責めることもできないよなあ、現に都心は電力あやかってきたし。現地は現地で、電力支給による町おこし的恩恵やリカバーをあやかって生活してきていたのだから. でも、困難は県境、役職、立場、人種に関わらず助け合うのは当然であって欲しいなあと願うばかりです。

なにが言いたいかって、
高額支払って馬鹿みたいなラブコメ実写映画化とかやってないで、
こういう邦画がもっと見たいよ。

(ていうか、ゲオになかった カミカゼタクシーがNetflixにあって感動したので、是非見ねば。)
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