おーたん

ラブ&ポップのおーたんのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
3.0
援助交際をしている女の子の話。
庵野監督は迷っている人間を撮るのが得意なんだろうか。
浅野忠信が出てくるまでは
まじでおもんない。
自分が世代じゃ無いからかもしれないが
共感できる部分が少ない。
カメラワークは庵野秀明らしさをすごく感じることができた。
庵野秀明監督は、チェンソーマンの藤本タツキさんと同様にわかるやつだけ、わかればいいと思うような作品をつくる。
この作品で出ている男の
ほとんど全ての人が気持ち悪く感じられる。
みんな一人一人、悩みやひみつを持っている。援助交際をして出会った男は全て
行きずりのせいか、それを全て出している。
裕美以外の友人はみな、秘密といったものを克服したり、充実した生活を送れているのに、自分は何もできていない、苦しいといった劣等感を裕美は持っている。最初の指輪を見た時はかわいいと思い、
おそらくだけどそんな価値のある指輪を所有することで自分に価値があると思いたかったのでは無いだろうか。

タクシーの中で、
石田彰さんと三石琴乃さんが出てきてエヴァやって思った。

友情と、援助交際の闇に巻き込まれた16の少女の話と自分本来の価値とはなんだといった話が展開されている。
おーたん

おーたん