ダリ子

ラブ&ポップのダリ子のレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
4.0
10代少女が感じる特有の“焦燥感”と“孤独感”と“無邪気さ”を、当時37歳のおじさん(庵野秀明)が表現できているのが不思議すぎるんだが、、、、。
「女子高生」という肩書きが、高価で貴重なブランドだということを自覚している少女たちと、それを買う大人の構図があまりにもむごくて、虚しかった。消費されている感覚に蓋をして、見て見ぬふりしてきた違和感をお金に変換している彼女たちに何とも言えない感情になってしまった。
色んな意味で平成を存分に感じられた作品
ダリ子

ダリ子