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グレート・ワルツのアップルのレビュー・感想・評価

グレート・ワルツ(1938年製作の映画)
3.4
望郷などの監督ジュリアン・デュヴィヴィエの作品。ウィーンの大作曲家ヨハン・シュトラウスが主人公です。一庶民であった彼が当時はまだ野卑な曲として軽んじられていたワルツを人々を魅了する高級感ある音楽へと認めさせていきます。現代人からすればワルツって超上流階級な音楽って気がしますが当時は下品な曲だったんですね。勉強になります。ミュージカルとして普通の映画かなと最初は思いましたがヨハン・シュトラウスの妻と歌姫との三角関係がだんだんとディープになってきた辺りから話としては面白くなってきます。別れの台詞が素敵でした。
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