“人生のすべてを味わって”
»パリ・オペラ座バレエでエトワールを目指す女性は、本番目前に目にした恋人の浮気に動揺して足首を負傷し、踊ることを半ば諦めざるを得なくなり、苦悩の末にやがて友人の出張料理店を手伝い始める。
はい、ほぼ予備知識なく見始めましたが…何とも清々しい余韻で見終えてましたね。
うん、いわゆる競技人生を過ごした人々らの第二の人生への葛藤とその先を描く様なスタイルで…やはり出会いが肝となる王道パターン。
そこに家族や恋模様を絡めて、やや散漫になる感じはあるも…オープニングとラストの舞台が全く違うのが見所でしたね。
そう、英題はRiseで、堕ちるのは簡単ですからね…そして、好きで楽しくて始めた原点を忘れずにかな。
にしても、パリの夜の街並みはやはり魅力的。
なお、キャストでは、やはりマリオン・バルボー…本物のバレエダンサーだけあって動きは流石で、いい仕事してました。
さらには、フランソワ・シヴィルにドゥニ・ポダリデス、ホフェッシュ・シェクターにスエイラ・ヤクーブ
にピオ・マルマイらのサポートも良き。