石井裕也監督作観る
「不都合なことは見て見ないふ
りをして蓋をする社会へ」
監督が発言した制作意図は大雑
把ですがこんな事かと
それに対してプロのライター等は抽象的
な言葉で私達に問いかける力作だと書い
てるのが多い
そういうことなの?と思う
耳障り良い言葉だけが浮遊してる感じ
殺害の是非は論外としても本作はパーソ
ナル感強くこの内容から一般論に持ち込
むのはどうかなと。制作意図、感想がそ
もそも見ていないふりにすら思える。
監督の発言は総て読んだわけではないの
は一応書いときます
自分に出来る事と言えば日常で接する障
害者、体が不自由な人をサポートするぐ
らいしか思い付かない。そんな事すら思
い付かないのか出来ずにスマホいじって
る阿呆はかなり見掛けますけどね
映画はある夫婦の物語が並行して時には
実行犯青年と交わりながら語られるのは
家族を撮り続けてる石井監督だなと
殺害犯の実行動機にエクスキューズを与
えてる。取材を重ねてモデルの事件にか
なり寄せてるのでここも同じならゴメン
ナサイですがイロイロ読むと実際の殺害
犯にはなくて作りの様な気がします
人には生まれながら与えられたモノが。
成長と共に訓練してもあるレベルまでし
か達しないどうしようもない事
勝者と敗者
事件とは全く別な所でこの与えられたモ
ノが物語の核の様になってる。施設内の
入所者は何を与えられたのかと思い、ど
ういう意図で生まれ付いた才能のエピソ
ードを強く推し出してるのかとも思う