ピートロ

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!のピートロのレビュー・感想・評価

3.7
『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』舞台挨拶付き完成披露上映会にて鑑賞。
メインキャスト3人が登壇(司会はジャガモンド斉藤)。お三方の「コワすぎベスト3」の発表が面白かった(ちなみに監督のベストは花子さん)。
8年ぶりの新作は「赤い女」。
ロケーションが『カメ●め』の廃墟なので、「あ、ここ、しゅはまさんが『ポンッ』したところだ」みたいに意識がひっぱられてしまうのはノイズだった。
霊能者の発言、(幽霊に対して)「物理攻撃?効くよ」は会場に笑いが満ちた。
EDソングが頭から離れない(♪こっ…わすぎっ!)。

他のユーザーの感想・評価

yyo

yyoの感想・評価

4.8
試写会なんとか行けることになって初めて劇場でコワすぎ!見れました
(8年前ハマった時はDVD発売記念イベントしか間に合わなくて…)

もう最高でした、今後の展開も気になるし白石ユニバース進化し続けてる

若者三人の過去とかまだ回収してない部分たくさんあるから期待。

多分例えるなら今「渋谷事変前の呪術廻戦」と同じ状態だからめちゃくちゃ面白くなってきてる
完成披露試写会をギリギリゲットして見てきました。
生の田代、工藤D、市川を見れて感動。工藤役の大迫さん、シャイな感じというか大人しいクールな感じだったのがめっちゃ違和感あった。

スパイダーマンNWHの時も思ったけど、その作品に対する思い入れが自分と同じかそれ以上の人たちが集まって劇場で映画をみると、やっぱり体験込みでその映画を見ることになるので、見終わったあとの満足感が違う。多分家で配信サービスで見てたらここまでの評価にはならなかったと思う。終映後、帰路に着く観客がみんなホクホクした笑顔でそれもまた心地いい幸福感に包まれた。

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以下ネタバレややあり













「※ここからはワンカットでお楽しみください」の安定感。
このテロップが出てからもうずーーーーーーっと楽しい。
何が起きててどうなってんのかすらもうよくわかんないし、アクションシーンもなんかめちゃくちゃすぎるけど、とにかく絵面が強すぎて、面白くて泣けてくる感じ。
元蛇女役の桑名里瑛さんの役がなんか舞台劇に出てきそうなキャラなんだけど、すごいハマってて、あの工藤仁も恐縮する強キャラ感がよき。
ストーリー的には焼き直し感はあるけれど、この怖すぎ!シリーズが現代版として8年ぶりに蘇り、今風にアップデートされているのはめちゃくちゃエモいし、超楽しい体験でした。
新宿ピカデリーでの舞台挨拶付き完成披露上映会にて鑑賞。(司会のジャガモンド斉藤さんいわく「実質的なワールドプレミア」)

超満員のお客さんもシリーズ特有のノリや所作をわきまえており、終始笑いが絶えない上映。楽しすぎた!

ファンにはお決まりの場面(ときには関係性を反転させたり)もあるが、決して一見さんお断りの内容ではなく、ここから観ても問題ない裾野の広さも好印象。まだシリーズ未鑑賞の人には今作からを薦めたいかも。

シリーズのとある作品をセルフオマージュした展開以降は、まさにジェットコースター感覚。
終盤のとある要素ではあまりにもテンポが良すぎるため、ロジックを理解する隙も与えないのだが、何故かパズルが合致していく気持ちよさもあった。

もちろん個人差はあるが、劇場用ということもありカメラの揺れによる画面酔いはしないよう配慮して撮影していると思う。

なによりも監督含め、制作スタッフのサービス精神とコワすぎ!への愛が溢れて出ている作品でした。
Zoomin

Zoominの感想・評価

3.8
舞台挨拶付き完成披露試写会にて!
こういう回を観るのは初めてだったのだが、まさかよくCMでやるような掛け声(?)を撮ることになるとは思わなかった笑
監督やキャストの皆さんも生で見られて嬉しかったです。

肝心の映画ですが、これぞコワすぎ!という感じでした笑 このシリーズが好きな人はちゃんと楽しめるかと。

ひとつ思ったのは、コワすぎ!ってひとりでニヤニヤしながら観るのが個人的には一番楽しいなって笑 劇場で結構笑ってる方がいたので、気持ちは滅茶苦茶わかるのですが、一応ホラーなので人の楽しそうな笑い声を聞くと、自分の感性がブレる(?)というか。
自宅で、笑いたい時は笑うし、ニヤつく時はニヤつくし、感心する時は感心する…みたいのをコソコソやってるのが作品を隅々まで楽しめるような気がしました。円盤出たら買おうー。
boc

bocの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

集大成!おもしろかった〜

セルフオマージュの連打ニヤニヤ

物理攻撃効きますよ

※ここからはノーカットでお送りします(!!!)

師匠!

怪異を味方につける展開アガるし面白い

花子さんみはかなり強い

遂に10作目で、キャラムービーとしてぐんぐん膨らんでる

ホラーではもはやないか

さてはコワすぎって映画館でみるものではない、、?という気は若干してしまった、酔ったし

闇工藤とか怪異化した子供らへんは相当センシティブで、そんなところにわざわざ触れなくてもいいのではと思った

それにしても楽しいシリーズだ!
Soichiro

Soichiroの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

怖すぎシリーズ初視聴。
白石監督作品はノロイ、カルト、オカルトの森を視聴。
なのでなんとなく白石監督の芸風は知っている状態。
個人的にはめちゃくちゃ楽しめたが、正直手放しにお勧めするのは難しいかなと言った作品。
まずコワすぎ!というタイトルだが基本的にはホラー×コメディといった感じで、同シリーズ未視聴の方はホラーに対する期待度は極限まで下げて行った方がいい。
肝心の内容だが、カルトもしくはオカルトの森のセルフオマージュのような形で既視感はだいぶ強い。
なんだかにゅるにゅるしたものを出す怪異が現れて二流っぽい霊媒師が敗北、なんだかおかしな最強霊媒師が助けに来るという流れ。
強いていうのであれば若干呪詛(いや、プリキュアか?)をパロった視聴者参加型の要素があったところが新鮮だったかな。
この二作品を楽しめた方は楽しめるだろうが、楽しめなかった方は楽しめない、そんな感覚でほぼ間違いはないと思う。(個人的には大好きです)

以前白石晃士監督が呪詛と女神の継承をレビューする動画で潤沢な予算があればもっといいものを作れるとおっしゃっていたので、この作品が多くの人に見られ、潤沢な予算で作られたモキュメンタリーホラーを見たい。

というわけでこれから遡ってコワすぎを視聴しようと思います。
完成披露試写会での監督の発言曰く数年前のスケジュールあいた時は脚本に納得言わずクローズしたとのこと。逆に言えば今回は脚本に納得がいってる!というわけで強固なコワすぎワールドを楽しめました。
今回、超〜とも別世界?だから未見でも楽しめる(と薦めるのはさすがに無責任)。

オカルトの森同様、過去作っぽい要素をコワさにも笑いにも混ぜ込みつつ、今回は今までなかった要素がピッと際立ってて新しいコワすぎ見てる!という喜びがあってとても楽しかった。

しっかり怖いところは怖いのも嬉しかった。
こじT

こじTの感想・評価

-

⚫︎映画 戦慄怪奇ワールド コワすぎ!

『コワすぎ!』ユニバースの全てが詰まった、怖くて泣けるジェットコースターホラームービー。
あの3人組が帰ってきた!
白石晃士監督が送る、ホラー映画というにはあまりにも暴力的なシリーズ。
今作は廃墟を訪れた崖っぷちユーチューバー(?)の3人の男女が、廃墟に現れた"赤い女"に襲われるところから始まる。
シリーズを追うごとに長くなる検証映像だったが、今作は比較的シンプルにまっとまっていて、何よりちゃんと怖い。
"あの"画質感が好きだった人にはやや物足りない感じはあるものの、初っ端からの緊張感と疾走感たるや。
相変わらずの工藤DとAD市川、神がかった奇跡の瞬間を取りこぼさない田代、いやー安心感がありますね。
劇中笑いが起こるのもご愛嬌で、クセの強い霊能者の登場で俄然ワールドに深みが出るのが面白すぎる。
作品的には定番のタイムリープや繰り返し、巧妙な伏線回収など、この辺も前作より切れ味が増しているような。
都市伝説や逸話を扱うというのが個人的にはとても好きなんだけど、すでにここまでくると『ホラー映画として』待ち望んでいるファンはほとんどいないのでは?というのが面白いところ。
ベクトル的にはMMR、Xファイル、探検隊シリーズ。
ともかく今後の展開にも期待な夏にぴったりな一本。
本公開は9/8。
刮目して待て!
うしお

うしおの感想・評価

4.5
舞台挨拶付き完成披露試写で。

コワすぎシリーズの「集大成」という言葉がまさにしっくり来る。まだ公開前だし内容については触れないけど、今までのシリーズが好きな人なら絶対楽しめる。

ちなみにちょっとだけネタバレすると、シリーズ史上最強の市川が見れますよ!!工藤が殴るの今のコンプラ的にアウトなんだろうけど、それを逆手に取って笑いに変えてるのは凄い。
きょうは、じんせいはじめてのししゃかいなるものにいってきました!
たのしかったです!
(こうかいご、れびゅーします!)
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