TAK44マグナム

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

3.8
夜中に観たけれど、眠くならずに済むほどには興奮できる内容。 スーパー戦隊をある程度知っていれば楽しめるでしょう。

個人的に戦隊は、子供のころにゴレンジャーからゴーグルⅤぐらいまで観て、あとはジェットマンは全て視聴すみ。
大人になってから(苦笑)、ガオレンジャー、ハリケンジャーは観ました。
子供ができてからゴーオンジャーからゴーバスターズまで、ちょっと観だけしています。
まあ、観てない戦隊も、姿がチラッと映るだけで誰だか分りますが・・・(苦笑)

内容としては、ゴーカイジャーとゴセイジャーをメインに、本当に199人のヒーローが、サブヒーローまで含めてすべて出てくる点は、単純にすごいなと思いました。
お祭り的な作品だけども、破たんしている個所も少なく、戦隊ロボも1号ロボが全部出てきたり、サービスも満点。
また、過去戦隊の俳優さんも大場さんをはじめチョロチョロと登場して、当時を知る者は涙でてくることでしょう。誠さんとか宮内さんとか最高ですよ。
まあ、ゴーカイジャーはテレビ本編でも過去俳優さんが大挙して登場していて良かったですが。

特筆すべきは、お祭り映画なんですが、あくまでゴーカイジャーとゴセイジャーの2戦隊にメインを絞って、プレていない点です。
そのため話も散漫にならず、ひとつの劇映画として成立していると思います。
最近のライダー映画もそうですが、そういった点については東映もようやく分かってきたなあと(←上から目線)。
まあ、脚本や演出の違いから失敗している作品も散見されますが、大抵は成功例に数えられるんじゃないでしょうか?

ライダーのMEGAMAXと並ぶ、優良東映ヒーロー映画なんじゃないですかね。
スーパー戦隊シリーズを応援してきた全てのファンへのプレゼントであり、マストな一作。


※再レビュー

huluにて