他人の映画をパクる事に生涯を捧げたイタリアB級映画界の大御所ブルーノ・マッティ監督の、数少ない"そこそこオリジナリティのある"映画
自分が『サンゲリア』や『食人族』など"その手の"イタリア映画にハマった原点であり、未だに好きなゾンビ映画ベスト3に入る
便所清掃員みたいな格好の特殊部隊が装備するライフルは、他の映画では滅多にお目にかかれないセトメ・ライフル!
ルイス・バカロフとゴブリンのスコアは流用であるものの、割と違和感無くハマっている(というか、全体的に音楽の使い方は上手い)
大画面で老婆のはらわたから子猫が飛び出すシーンと、ヒロインの眼球が飛び出すシーンを堪能出来たのは感無量です
英題の"VIRUS"は深作欣二監督の『復活の日』の英題から流用したり、一部映像を東映モンド映画『残酷人喰大陸』から流用したりと、割と日本人とゆかりのある(?)正統派マカロニゾンビ映画でもある