kanappe

インビクタス/負けざる者たちのkanappeのレビュー・感想・評価

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【虹色の国】
スポーツが国民を一つにする。
そんなことはありえないと考えていました。スポーツ苦手なので…。
これは南アフリカ共和国という人種差別の「辱め」の歴史を持つ国が、「赦し」と「理解」をもって、そしてスポーツで繋がっていく話。

ネルソン・マンデラの話は軽く聞いたことはあったけど、ここまで偉大な人物だとは思わなかった。人種差別の撤廃自体は前大統領の時から進められてきたみたいだが、象徴と実行力をもった素晴らしい指導者がいるからこそ、国は変わることができる。
歴史は変わるものだ。これまで黒人系民族の国だったのにも関わらず、征服され、その後彼らが同じ国民として手を取り合っていくことはとても辛く大変なことだ。
しかしスポーツが、何か彼ら同じ国に住む人々が熱狂し共感しあえる、平和の象徴たりえるのだ。できなくても分からなくてもいい、教え合うところから和解は始まる。
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