ぢん子

インビクタス/負けざる者たちのぢん子のレビュー・感想・評価

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色んな選手のエピソードを知ってラグビーというスポーツの一試合に賭ける選手の思いを知って、サモア戦からTVで観戦した今回のW杯。
単純に、日本に勝ったから南アフリカを応援していたけど、キャプテンの幼少期、スプリングボグス初の黒人キャプテンと知って、アパルトヘイトか…と思っていたら、映画あった!!!
しかも、クリント・イーストウッド監督!!!!前置き長かったですが、鑑賞しました。

もっとドキュメンタリーちっくな感じを期待していたけど、やはり映画。
そして、事実を基にしたお話。南アフリカのラグビー、スプリングボクスの、マンデラはんの事実。

マンデラはんの事ほぼほぼ知らなくて、驚きの連続だった。愛、宇宙な人で。
黒人である自分がアパルト蔓延のお国で、何をすれば、どう動けば、国が一つになれるのか、勿論、計算しないと出来ないこともあったと思う。政治だし。でも、自分の信念に正直に行動していった、やっぱり愛の人だった。寂しい場面もあったけど。
そして、私にとっては、つい最近のような時代に、ラグビーが白人さんのするスポーツで黒人さんたちには人気が無かったという事実に驚き、スプリングボグスが弱小チームだったという事実。嘘やろ…と。

スラム街でラグビーを教えるシーン。そこにデカデカとあった幕見たら、南アフリカ…シャーリーズ姉さん…姉さんも苦労して努力の人だし…と涙腺ダルダルの私だけど、あれはイカン。泣けた。

ラグビーW杯が日本で開催されて良かった。知れて良かった。
簡単にタッチダウン出来ると、映画や「俺は今からお前たちを殴る!」で、思ってたけど、そんな簡単なもんじゃなかった。
ジャッカルが有名ですが、未だよく分からない。私はオフロードパスが好きで、グラウンドにかりんとうと落としていく堀江選手が好きです。

まだまだアパルトヘイトは、日本で映画見てる時でも起こってる、ことに気付いた。
ぢん子

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