マシュー・ヴォーン監督らしいスピード感ある展開のおとぎ話、イギリス版。
魔法や剣やユニコーンに空飛ぶ海賊などなど、ファンタジーを目一杯詰め込んで、キャストも年をとって魔女役がぴったりのミシェル・ファイファーと安定感バッチリのデニーロが海賊のボスと豪華。
壁(ウォール)の設定がイマイチだったり、イギリスの世界の果てのような素晴らしい景色がストーリーと絡んで無かったりが残念。しかし、ヴォーン監督との相性の良さか、幽霊王子たちやデニーロの可愛いキャラがなかなかツボで楽しかった。真面目にしょうもない感じがやっぱり好きだなぁ。
でも最終的にはこういうファンタジーものは向いてない監督だと思う。うん。