よう

ジョー・ブラックをよろしくのようのレビュー・感想・評価

2.5
リメイク元は未見。

ブラピ映画としては楽しめた。
彼の非人間的佇まいの可笑しみとか、ほんのりズレた会話とかがクスッとさせる前半は特に面白い。
ピーナッツバターがついたスプーンをくわえたまま真っ直ぐ相手を見てる姿だけで、「持ってくなぁ。こいつずるいわあ」ってなる。

それにしても3時間は長すぎ。
そこはサラッと処理してもいいのでは?っていうちょっとした会話のやり取りとかエピソードとかも丁寧に見せてて、さすがに長すぎかと。
特にラブシーン。あんな丁寧に見せる必要あるかな。こいつ死神だぜ?
まあ、生にしがみつこうと死神としては一線を越える瞬間だからってのもあってベッドシーンやってんだろうけど、そんなゆっくり描写しなくてもいいかと。

そもそもコーヒーショップでの出会い方、そんなことある?ってなる。
ブラピだから成立する、とも言い切れないほどの会話だよなあと。
なもんで、後半のラブストーリー展開はほとんど乗れなかった。
そして、ラストもやたら長いんだよなあ。

音楽もやたら感動的な曲を何度も流すけども、大袈裟に感じてしまう。


長女役の人、『ミスト』のゴリゴリ宗教狂信家だった人。
よう

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