てらっきー

ミラーズ・クロッシングのてらっきーのレビュー・感想・評価

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)
3.8
『ファーゴ』のコーエン兄弟による90年代を代表するギャングムービーの傑作!!!

アメリカ『タイム』紙が選んだ映画ベスト100の一本にもなったことがあるそうで( ̄▽ ̄)b



主演に『エンド・オブ・デイズ』ガブリエル・バーン

その他
『ザ・ミスト』のマーシャ・ゲイ・ハーデン
『バートン・フィンク』ジョン・タトゥーロ
『ビッグ・フィッシュ』アルバート・フィニー

そして出演はちょびっとだけど早口すぎるスティーブ・ブシェミもww




あらすじは

アイルランド系マフィアのボスでこの街を仕切るレオ
そのNo.2のトム(ガブリエル・バーン)はレオの女で娼婦ヴァーナと関係を持っている。

さらに街の主導権を握ろうとするライバル関係のイタリア系マフィアのボス、キャスパーがレオの命を狙ったり借金で首の回らないトムに揺さぶりに掛けたりしてくるのだが…






まず、ガブリエル・バーンの格好良さっ(≧∇≦)
借金まみれだろうがボスの女を寝取ってようが敵に寝返ろうが動じない!
これだけ聞くとクズなんだけどもw
出で立ちが激シブで格好良いから何したって様になるのよ♪


マフィアのボス、レオ役のアルバート・フィニーも貫禄あって渋い!!
屋敷で命を狙われようが直ぐに銃を奪い反撃!
トンプソン銃で蜂の巣ですよっ(σ≧▽≦)σ
何発撃ったんでしょあれww


しかもこの作品、映像が叙情的でめちゃ綺麗なんですよね~☆
帽子が風で飛んでいく映像と、もの悲しげな音楽が最高(*´ー`*)


"ミラーの十字路"
この森で、ヴァーナの弟バーニーを処刑しなければいけないシーン…
バーニーの必死の命乞いがめちゃ真に迫ってて演じるジョン・タトゥーロの演技力の高さがうかがえる!



いつになく、笑い少なめのシリアスなストーリーながら二転三転する重厚なシナリオはコーエン兄弟の真骨頂!!

大人の映画って感じがして痺れましたっ(゜∇^d)!!
てらっきー

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