90年のコーエン兄弟の作品。
ギャング同士の抗争を描いた映画ですが派手さよりも心理描写に重きを置いた重厚な作品です。
状況が目まぐるしく変わる中で、その場その場で適切な判断をしながら危機的状況を切り抜けていく主人公のトムの姿にはシニカルさを感じました。
実は以前観たことがあったようですが、すっかり忘れていて、キャスパーの子供を見て思い出しました。
存在感はこの映画の中でも一番かも…笑
スティーヴ・ブシェミが変な役で出演してる事、音楽が良かった事もプラスポイントです^ ^
印象的なシーンが多い良い映画でした。