ミラーズ・クロッシングの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「ミラーズ・クロッシング」に投稿された感想・評価

ポワロみたいなおっさんは『バーバー』のパンジーさん、そんでタトゥーロもブシェミも出てるのだからとてもうれしい。箱庭と望遠レンズってかんじ。そこに「ダニー・ボーイ」もってくるのかーみたいな
ヴレア

ヴレアの感想・評価

3.0
地味ながらなかなか見応えのある作品。
特に銃撃戦の場面が好き。笑っちゃうほど弾切れしないマシンガンのマズルフラッシュの大げささとか、やたら派手なのが良い。
あと、スティーブ・ブシェミがチョイ役すぎて物足りない。
禁酒法時代のアメリカを舞台にしたマフィアの抗争を描いたコーエン兄弟の代表作。

「ゴッドファーザー」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」と似た雰囲気で、殺るか殺られるかの報復の応酬が繰り広げられます。

2組のマフィアの間に翻弄されるガブリエル・バーン演じる主人公。彼を中心に様々な人間模様が展開され、裏切り、陰謀、騙し合いが横行。気が抜けない状況が終始続いて、なかなかしんどかった…笑

それでも物語自体は基本的に静かな作風。派手な場面もありますが、そこはキッチリ派手に見せてくれます。カメラワークのセンスに美しい音楽。同じく美しい森の風景。コーエン兄弟の演出が全編に渡って光ります。

他のマフィアを題材にした映画にも言えますが、やはり男向けの作品。余計な場面はなく、2時間以内にまとまっているのも大きなポイントです。
donguri

donguriの感想・評価

3.7
90年のコーエン兄弟の作品。
ギャング同士の抗争を描いた映画ですが派手さよりも心理描写に重きを置いた重厚な作品です。

状況が目まぐるしく変わる中で、その場その場で適切な判断をしながら危機的状況を切り抜けていく主人公のトムの姿にはシニカルさを感じました。

実は以前観たことがあったようですが、すっかり忘れていて、キャスパーの子供を見て思い出しました。
存在感はこの映画の中でも一番かも…笑

スティーヴ・ブシェミが変な役で出演してる事、音楽が良かった事もプラスポイントです^ ^
印象的なシーンが多い良い映画でした。
ひびと

ひびとの感想・評価

4.5
コーエンが大好きになった映画

これを観て以降監督作品を追いました。
m

mの感想・評価

3.8
コーエン兄弟は森が似合う

味方は自分だけ

愛する人にブタ野郎って言えるくらい愛したい
りっく

りっくの感想・評価

4.0
森の木々を見上げる移動撮影。そのうち、カメラは枯れ葉で敷き詰められた地面に固定される。そして、風もなく舞い上がり、音もなく森の奥に飛び去って行くタイトルバック。これはトムの見た夢であり、このイメージが劇中で反復され、夢と現実の淡いの中のような印象を与える。

アイリッシュとイタリアンの縄張り争いを軸にしながら、コーエン兄弟の焦点はトムの謎めいた行動の一部始終に絞られる。心の迷宮に観るものも迷い込み、視覚的イメージに翻弄される。

白眉はミラーの森の十字路で行われるバーニーの処刑場面だ。森の奥で対峙する2人と、交差するそれぞれの思惑。その銃声がまた次の展開への合図となり、主人公は二手三手先を読んでいるのか、それとも行き当たりばったりかも分からない不気味かつ哀愁漂うポーカーフェイスっぷり。

アイルランド民謡であるダニーボーイ。先祖に出征した我が子への思いを歌った曲ではあるが、そのメランコリックなメロディと歌詞が、故郷アイルランドへの追想という意味だけでなくわトムに対するレオの思いとも重なって聴こえる。コーエン兄弟の中では異色の静謐かつ芳醇な映画だ。
コーエン兄弟のギャング映画。
主人公トムはクールでスマートで、ミステリアス。
だれが敵か味方かも分からなくて、主人公も正義とは言えないし、みんなすぐ裏切るし、ストーリーもなんだか行き当たりばったり。

ボスの寝込み襲われてからの、返り討ちシーンがめちゃかっこよくてお気に入りです。
ブシェミもちょっと出てて嬉しい笑

「よくわかんないけど面白い」のは、会話のセンスや魅力的なキャラクター、音楽や映像が良いからなのかなと。
コーエン兄弟の作品は中毒性強くて定期的に観たくなる。