ユナマリア

アキレスと亀のユナマリアのレビュー・感想・評価

アキレスと亀(2008年製作の映画)
4.0
北野武の監督第14作にして、芸術3部作の最後。

子供の頃から芸術だけを考えて生きてきた男の半生を描いた作品だが、暖かさと共に現実の厳しさ、親の影響等、考えさせられる事が多い。

まず親の影響は子供の人生を左右する、場合によっては支配するくらい重いものである事を感じさせられた。

そして芸術に生きる男に付き添う妻。

滑稽なところもありながらも人生を考えさせられる。

「HANA-BI」と合わせて、夫婦の生涯を描いた素敵な作品だった。
ユナマリア

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